【特集】毎日の暮らしに小さなサステナビリティを
「サステナビリティ」が全世界の共通目標として定着した今、インテリアデザインの世界でも持続可能な社会に向けたものづくりや暮らし方の提案はどんどん浸透しつつあります。
今回の特集では、「サステナブルなインテリア選び」をテーマに、3つの視点からイスティーレオンラインおすすめのアイテムをご紹介していきます。
「サステナビリティ」が全世界の共通目標として定着した今、インテリアデザインの世界でも持続可能な社会に向けたものづくりや暮らし方の提案はどんどん浸透しつつあります。
今回の特集では、「サステナブルなインテリア選び」をテーマに、3つの視点からイスティーレオンラインおすすめのアイテムをご紹介していきます。
イタリアラグジュアリーレザーブランドPinetti(ピネッティ)は、製品には使えない革の端切れを利用する再生皮革技術に注目し、ベジタブルタンニンレザー(なめしに天然植物から抽出したタンニンを使用)によるリサイクルレザー「Antibes(アンティーブ)」を使ったバスケットコレクションを展開しています。発色がよく、水や傷に耐性があり型崩れしにくいその特性を活かしたバスケットは、アウトドア使用にも適した大人気のアイテムです。
サステナブルな製品開発の世界的パイオニア企業のひとつであるオランダの家具メーカーDeVorm(デフォルム)は、リサイクルペットボトルから作られるフェルト素材「Pet Felt(ペットフェルト)」を用いたものづくりで、VOC(揮発性有機化合物)の発生を防いでいます。カラフルな11色で展開される丈夫なこの素材は、高機能でハイデザイン、かつ気の置けない親しみやすさと心地よさを感じるデフォルムのコレクションに必要不可欠な存在です。
アフガニスタンにルーツを持ち現在イタリアミラノ中心部にショールームを構えるカーペットブランドAMINI(アミニ)は、長い技術研究を経て、2021年に新たなリサイクル素材「Ecological yarn(エコロジカルヤーン)」を発表しています。革新的な解重合プロセスによって使用済みペットボトルから再生されたこの糸でつくられたラグは、ガーデンピクニックやテラスでのアウトドアタイムにも対応しており、これからの季節におすすめです。
トロントのテキスタイルブランドLUUM(ルーム)は、紡績からデザイン、仕上げまで、生産のすべての過程で地球と人間のウェルネスを尊重したものづくりに取り組んでいます。100%リサイクル廃棄物から作られる「Biodegradable synthetic fiber(生分解性合成繊維)」の開発をはじめ、リサイクルコットン、ウールなどを積極的に取り入れたモダンでカラフルなコレクションは、室内インテリアの張地だけでなく、ホームソーイングにも使用できます。
インテリアショップの倉庫には、展示中に少し傷がついてしまったり、中身はきれいなのにパッケージがへこんでしまったりして、まだまだ問題なく使用できるのにお店に並べることができない商品が眠っていることがよくあります。 そんなちょっとしたトラブルを抱えたアイテムたちを、すぐに廃棄してしまわずに定価よりお得な価格でご案内しているのがアウトレットコーナーです。 「もったいない」という気持ちも、小さなサステナビリティのひとつ。ぜひチェックしてみてください。
忙しい毎日の中で「とりあえずこれでいいや」となんとなくインテリアを選んだものの、使いにくかったり、すぐに飽きてしまったり、壊れやすかったりして、結局何度も買い替えてしまった。そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
その場しのぎではなく、じっくりと吟味し良質なものを購入して何年も傍に置いて大切にすることも、サステナブルな暮らし方に繋がっています。
少し値が張っても自分にとって「本当にいいもの」を探してみませんか?